北海道の子ども向けコンサート — 未就学児の入場条件から決める
北海道の子ども向け公演は札幌だけでなく帯広・幕別・小樽にも散っています。札幌コンサートホールKitaraは未就学児の入場が原則お断りで託児サービスがあるなど、会場ごとに入場条件が違います。
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北海道の子ども向けコンサートを探すとき、他の都府県と決定的に違う点が2つあります。
ひとつは距離です。札幌と帯広は約200km離れていて、「北海道の公演」を一覧で見ても、実際に行けるのはそのうちの一部です。もうひとつは入場年齢です。道内で最も有名なコンサートホールである札幌コンサートホールKitaraは、公式FAQで「原則として未就学のお子様の入場はお断りしております」と明記しています。エリアを絞る前に、その公演に何歳から入れるかを確かめる必要があります。
札幌 — Kitaraは「未就学児は原則お断り、そのかわり託児がある」
札幌コンサートホールKitaraは1997年に中島公園に開館したホールで、大ホールにはパイプオルガンが設置されています。アクセスは地下鉄南北線「中島公園駅」3番出口から徒歩約7分、同じく「幌平橋駅」1番出口から徒歩約7分、市電「中島公園通」からは徒歩約4分。JR札幌駅からは地下鉄で約5分です。
専用駐車場はありません。 公式サイトは公共交通機関の利用を案内しています。中島公園の中にあるので、開演前に子どもが体を動かせる場所があるのは、この立地ならではの利点です。
そのうえで、子連れで行くなら次の2つは必ず知っておいてください。
- 原則として未就学児の入場はお断りされています。 ただし公式FAQは「公演によって異なりますが、一部ご入場いただける公演もございます」としています。入れるかどうかは公演ごとに主催者へ確認する形です。
- Kitara主催の公演には、必ず託児サービスがあります(有料・予約制)。公式FAQによれば、生後3ヶ月から12歳までの子どもを預かる仕組みで、予約は札幌シッターサービス(011-281-0511)。Kitara主催以外の公演は主催者ごとに異なります。
つまりKitaraは「子どもを連れて客席に入る」ホールではなく、「子どもを預けて親が聴く」か「未就学児が入れる公演を選ぶ」ホールです。ここを取り違えると当日入れません。
なお、クロークは無料で、冬期間のコート類は客席数分のハンガーが用意されています。北海道の冬に厚手のコートと子どもの上着を抱えて客席に入らずに済むのは、実際に助かる運用です。
札幌 — 221席のふきのとうホール
同じ札幌でも、六花亭が運営するふきのとうホールは全221席の小さなホールです。所在地は札幌市中央区北4条西6丁目3-3、六花亭札幌本店の6階(同じビルの10階にはきたこぶしホールがあります)。JR札幌駅から歩ける範囲で、公演は全席指定です。
221席という規模は、舞台と客席の距離が近く、奏者の指の動きや息づかいまで見えます。まだ長い時間じっと座っているのが難しい年齢の子どもでも、「いま誰がどの音を出しているか」を目で追いながら過ごせるのは、この規模のホールの強みです。
帯広・十勝 — 駅前で駐車場が無料のとかちプラザ
道東にも公演はあります。帯広のとかちプラザはJR帯広駅南口の目の前で、地上6階分の吹き抜けと3面ガラス張りのアトリウムを持つ施設です。
子連れで効いてくるのは駐車場の条件です。とかちプラザ利用者が使える地下駐車場は無料で、80台(うち身障者用1台)。利用時間は8時30分から22時00分までで、22時以降の出庫はできません。台数が限られるため公式サイトは公共交通機関をすすめており、満車のときは帯広市役所南側駐車場か、市営駐車場(最初の30分間は無料)を案内しています。
駅前で駐車場が無料という条件がそろう会場は多くありません。冬に小さい子を連れて出かけるとき、車から会場までの距離が短いことは持ち物や着替えの量を直接減らします。
掲載の傾向から見た探し方
当サイトに集まっている北海道の公演を見渡すと、次のような傾向があります。
- 札幌以外が半分以上あります。 六花亭ふきのとうホールと渡辺淳一文学館(札幌)に対して、とかちプラザ(帯広)、幕別町百年記念ホール、小樽潮陵記念館。「北海道=札幌」で絞ってしまうと、道東・道央の公演を見落とします。
- 十勝エリアが実際に厚いです。 帯広と幕別で複数の公演が並ぶ時期があります。道東にお住まいなら、札幌まで出なくても選択肢があります。
- 打楽器・マリンバ・ギターなど、見て楽しめる編成が目立ちます。 打楽器は鳴らし方が楽器ごとに違い、腕の動きと音が一致するので、じっと聴くのが苦手な子でも見て楽しめる場面が多くなります。
- ホール以外の会場が混ざります。 記念館や文学館を会場にした公演があり、専用ホールではないぶん奏者との距離が近い一方、入口の場所や駐車場の扱いが一般のホールと異なることがあります。学校の敷地内が会場になる例もあるので、事前に会場側の案内を確認してください。
- 夜19時開演の公演もあります。 小さい子と行くなら、終演時刻と帰り道の所要時間(冬は路面状況も)を見込んで決めてください。
エリアと時間帯を決めたら、あとは対象年齢の下限と歓迎度(「0歳OK・声出しOK」なのか「未就学児不可」なのか)、途中入退場の可否、設備の3点を確認します。表記の読み方は子ども向けコンサートの選び方、当日の持ち物とマナーは子連れコンサートのマナーと持ち物にまとめました。負担の少ない公演から試したい方は無料の音楽イベントもどうぞ。
よくある質問
Q. Kitaraに子どもを連れて行けますか? A. 公演によります。公式FAQは「原則として未就学のお子様の入場はお断りしております」としたうえで、一部入場できる公演があると案内しています。行きたい公演の主催者に確認してください。小学生以上は公演ごとの条件次第です。
Q. 子どもを預けて聴くことはできますか? A. Kitara主催の公演であれば必ず託児サービス(有料・予約制)があり、生後3ヶ月から12歳までを預かります。予約は札幌シッターサービス(011-281-0511)。Kitara主催以外の公演や、他の会場については主催者にお問い合わせください。
Q. 車で行っても大丈夫ですか? A. 会場によります。Kitaraには専用駐車場がなく、公共交通機関の利用が案内されています。とかちプラザは利用者向けの地下駐車場が無料(80台)ですが、22時以降は出庫できません。駐車場の有無と条件は公式サイトで先に確認してください。
Q. 札幌まで行かないと子ども向けの公演はありませんか? A. いいえ。帯広・幕別・小樽など、札幌以外の会場でも公演は開かれています。道内の一覧をまとめて見てから、行ける範囲の会場を残すのがおすすめです。
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