公演
ニューシティオーケストラ 50周年記念 第87回定期演奏会
みどころ
50周年記念と銘打たれた第87回定期演奏会が、2026年9月19日(土)14時から、武蔵野市民文化会館の大ホールで開かれます。指揮は清水宏之さん。並ぶ3曲は性格がはっきり違っていて、まずボロディンの交響詩が草原を行く隊商の情景を音で描き、次にドリーブのバレエ音楽が踊りのための軽やかなリズムを聴かせ、最後にチャイコフスキーの交響曲第4番が金管の強奏で始まる約40分の大曲として置かれます。聴きどころとして分かりやすいのは「弦を指ではじく音」で、ドリーブの組曲にある〈ピチカート〉と、チャイコフスキーの第3楽章はどちらも弓を使わずに演奏されます。同じ弾き方が別の作曲家の曲で違う表情になるので、お子さんと聴き比べる目印にできます。土曜午後の開演で、翌日に予定を残しやすいのも助かる点です。
- 開演日時
- 2026年9月19日土曜日14:00
- 出演
- ・清水 宏之 (指揮)
プログラム解説
交響詩「中央アジアの草原にて」
アレクサンドル・ボロディン
1880年に書かれた10分足らずの作品です。ボロディンは化学者として研究や教育に携わりながら作曲を続けた人でした。曲は高い弦のかすかな響きで始まり、ロシア風の旋律と東洋風の旋律がそれぞれ現れて、やがて重なり合います。隊商が遠くから近づき、また遠ざかっていく様子が音の大きさの変化だけで描かれ、最後は消え入るように終わります。
バレエ「シルヴィア」組曲
レオ・ドリーブ
1876年にパリのオペラ座で初演されたバレエの音楽から、聴きどころを抜き出した組曲です。ドリーブの舞台音楽は「踊りの伴奏」にとどまらない充実ぶりで、チャイコフスキーも高く評価していました。中でも〈ピチカート〉は、弦楽器を弓で弾かずに指ではじいて演奏する曲。つま先で軽く跳ねるような短い音が並び、耳でも目でも仕掛けが分かりやすい一曲です。
交響曲第4番 ヘ短調 作品36
ピョートル・チャイコフスキー
1877年から翌年にかけて書かれ、1878年にモスクワで初演された全4楽章の交響曲です。冒頭で金管が鳴らす強烈な呼びかけについて、作曲者自身が手紙の中で「運命」を表すものだと説明しています。第3楽章は弦楽器が始めから終わりまで弓を置いて指だけで演奏し、終楽章ではロシア民謡「白樺は野に立てり」の旋律が姿を変えながら現れて、打楽器を伴う賑やかな結びへ向かいます。
出演者について
指揮は清水宏之さんです。ニューシティオーケストラは今回が第87回の定期演奏会にあたり、50周年の記念公演として案内されています。回数を重ねた楽団が節目に選んだのが、情景を描く交響詩・バレエの組曲・大編成の交響曲という組み合わせで、1回の演奏会でオーケストラの異なる表情をたどれる構成になっています。奏者の顔ぶれや当日の編成、チケットの取り扱いなど、より詳しい情報は主催の公式案内をご確認ください。
地図
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