公演
《フェリス女学院大学音楽学部》フェリス管弦アンサンブル 第25回定期演奏会
みどころ
2026年12月4日(金)の16時から、フェリスホール(神奈川県)で開かれる、フェリス管弦アンサンブルの25回目の定期演奏会です。はじまりはモーツァルトの交響曲第40番。ざわざわと落ち着かない短調の旋律で幕を開ける、入口のはっきりした一曲です。続く2つの協奏曲では、ふだんはオーケストラのいちばん後ろで低音を支えるコントラバスと、高い音域を受け持つフルートが、それぞれ抜粋で主役の側に回ります。とくにコントラバスが独奏に立つ機会は多くないので、自分の背丈より大きな楽器が朗々と歌う姿は、子どもの目にも残りやすい場面です。締めくくりはメンデルスゾーンの《イタリア》。明るい日差しを思わせる冒頭から、踊りのリズムで駆け抜ける終楽章まで一気に進みます。上演時間や休憩、小さなお子さんの入場については主催の公式案内でご確認ください。
- 開演日時
- 2026年12月4日金曜日16:00
- 出演
- ・飯吉高 (指揮)
- ・石津さくら (コントラバス)
- ・大杉千紘 (フルート)
- ・フェリス管弦アンサンブル
掲載内容は2026年10月22日時点の情報です。日時・料金・チケットの最新情報は主催者の公式発表をご確認ください。
プログラム解説
交響曲 第40番 ト短調 KV 550
W. A. モーツァルト
モーツァルトが1788年の夏に立て続けに書いた3つの交響曲の、真ん中にあたる作品です。ヴァイオリンがそわそわと同じ音型を刻むうえに、ため息のような旋律がのっていく冒頭は、テレビや広告でもよく耳にします。「聞いたことがある」と子どもが気づきやすい一曲。モーツァルトが番号付きの交響曲で短調を選んだのは、この曲を含めて2度だけです。
コントラバス協奏曲 嬰ヘ短調 Op. 3 より 第2、3楽章
S. クーセヴィツキー
作曲者のクーセヴィツキーは、自身がコントラバスの名手として活躍し、のちに指揮者として知られた人。20世紀初めに書かれた、独奏コントラバスのための数少ない協奏曲です。今回はゆったりした第2楽章と、勢いのある第3楽章を続けて演奏します。弦楽器のなかでいちばん大きな楽器が、低い声で歌い続ける姿を間近に見られます。
フルート協奏曲 第1番 ト長調 KV 313 より 第2楽章
W. A. モーツァルト
モーツァルトが1778年、マンハイムに滞在していたころに依頼を受けて書いた作品。演奏されるのは全3楽章の真ん中に置かれた、ゆるやかな楽章です。フルートが長い息で旋律をのびのびと伸ばし、弦楽器がそっと寄り添います。直前のコントラバスの低い音とは音域がまるで違うので、続けて聴くと楽器ごとの声の高さの差がよく分かります。
交響曲 第4番 イ長調 Op. 90 《イタリア》
F. メンデルスゾーン
20代のメンデルスゾーンがイタリア旅行の記憶をもとに書き上げ、1833年にロンドンで初めて演奏された交響曲です。管楽器の刻みに乗ってヴァイオリンが跳ねるように歌い出す冒頭は、晴れた空を思わせる明るさ。終楽章は「サルタレッロ」というイタリアの速い踊りのリズムで駆け抜けます。明るい長調で始まりながら短調で閉じる、めずらしい作りの曲でもあります。
出演者について
指揮は飯吉高さん、コントラバス協奏曲の独奏は石津さくらさん、フルート協奏曲の独奏は大杉千紘さんが務めます。演奏はフェリス女学院大学音楽学部のフェリス管弦アンサンブルで、今回が25回目の定期演奏会にあたります。低音を支えるコントラバスと、高い音域を受け持つフルート、その両方の独奏を1回の演奏会で聴けるので、楽器ごとの音域や役割の違いを聴き比べる手がかりになります。出演者それぞれの経歴や、当日の編成・曲順の詳細については、主催の公式案内をご確認ください。
地図
地図は会場名・住所からの自動検索結果です。 詳細・正確な位置は主催者のご案内をご確認ください。