公演(終了)
Project Hand in Hand 特別コンサート
みどころ
「序曲・協奏曲・交響曲」という管弦楽の定番の三本立てです。杉並公会堂大ホールで、指揮は山田あつしさん、ピアノ独奏に服部貴美子さんを迎え、一橋大学管弦楽団が演奏します。幕開けはヨハン・シュトラウス2世の《こうもり》序曲で、ワルツやポルカの旋律が次々に顔を出す10分ほどの曲。続くモーツァルトのピアノ協奏曲第23番は、ピアノとオーケストラが主題を受け渡しながら進むので、いまどちらが鳴らしているのかを目と耳の両方で追えます。後半のブラームスの交響曲第1番は40分を超える大曲で、終楽章に現れるホルンの旋律と、それに続く弦楽器の歌が聴きどころ。開演は8月17日(月)19時と遅めなので、小さな子どもと行く場合は終演時刻と帰りの経路を先に確かめておくと安心です。
- 開演日時
- 2026年8月17日月曜日19:00
- 出演
- ・山田あつし (指揮)
- ・服部貴美子 (ピアノ)
- ・一橋大学管弦楽団 (管弦楽)
プログラム解説
歌劇《こうもり》序曲
ヨハン・シュトラウス2世
ウィーンで「ワルツ王」と呼ばれたヨハン・シュトラウス2世が、1874年に初演したオペレッタの序曲です。本編に出てくる旋律を先取りしてつなぎ合わせた作りで、ゆったりしたワルツ、跳ねるポルカ、勢いのある結びと、10分足らずの間に場面が入れ替わります。切り替わりがはっきりしているので、曲の途中でも「いま雰囲気が変わった」と気づきやすい一曲です。
ピアノ協奏曲第23番
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
モーツァルトが1786年に完成させたイ長調の協奏曲(K.488)。全3楽章のうち、第2楽章だけが嬰ヘ短調という暗い調で書かれていて、明るい第1楽章・第3楽章とのあいだに大きな落差があります。協奏曲は独奏者とオーケストラが交互に受け答えする形の音楽なので、舞台の上で音の出どころが行き来する様子がそのまま見えるのが面白いところです。
交響曲第1番
ヨハネス・ブラームス
ブラームスが長い年月をかけて仕上げ、1876年に初演したハ短調の交響曲です。全4楽章で40分を超える長さがあり、重い足取りの序奏から始まります。終楽章では霧が晴れるようにホルンの旋律が現れ、その後に弦楽器が朗々と歌い出す場面へ。暗い出発点から明るい結びへ向かう流れがはっきりしているぶん、長さのわりに筋を追いやすい曲です。
出演者について
指揮は山田あつしさん、ピアノ独奏は服部貴美子さん、演奏は大学名を冠した学生オーケストラである一橋大学管弦楽団です。この日は、ピアノ独奏とオーケストラが対話するモーツァルトの協奏曲と、全員で厚い響きを積み上げるブラームスの交響曲という、性格の違う2つの聴き方が一晩に並びます。同じ奏者たちが、伴奏に回る場面と前に出る場面をどう弾き分けるのかは、聴き比べのしどころです。各出演者の経歴や活動の詳細は、主催の公式案内をご確認ください。
地図
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